Reform布団のリフォームについて
羽毛ふとんリフォームとは
長く使った羽毛ふとんは、保湿性や吸湿・放湿性等の羽毛の長所が衰え、衛生的に悪化します。
アレルギーやアトピーの原因になることもあります。
羽毛ふとんのリフォーム、つまり羽毛ふとんからヘタった羽毛を取り出して洗浄(またはスチーム)してほぐし、
ふかふかにして新しい側生地に詰めなおします。
作業は専門の職人が行い、一枚一枚丁寧に仕上げる完全オーダーメイドで、ご希望にあったふとんをお作りします。
リフォームの工程
使用された羽毛を新品同様に近づける為に
羽毛のことを知り尽くした技術者が創り出した日本国内でも数少ない最新の設備を導入し
豊富な経験で一枚一枚丁寧に洗浄し、仕立て上げます。
安心で、信頼される失敗しない、羽毛リフォームシステムです。
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まず羽毛の状態を確認します。
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羽毛布団を解体し中の羽毛を取り出します。
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切れた羽毛やチリほこりを除去します。
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40~45℃の温水専用洗剤で、皮脂や汚れを洗い流します。
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羽毛専用乾燥機で120℃の高温で蒸しながら乾かし羽毛の弾力を取り戻します。
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温度を下げながら再び除塵しチリほこりを除去します。
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側地の口をひとつひとつ丁寧に閉じます。
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側生地に蘇った羽毛を均等に詰めていきます。
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金属探知機で金属の混入等がないか検査し、問題なければ完成です。
クリーニング(丸洗い)と完全洗浄の比較
【実験内容】
1枚のふとんを半分に切り、1枚は「クリーニング(丸洗い)」、
1枚は「完全洗浄の加工」を施し比較して結果をみてみましょう。
【加工後の結果】
クリーニング(丸洗い)する事で、側地は綺麗になったが、中綿の羽毛が加工前よりピリング(=毛玉)が多くカサが無くなりました。
一方で完全洗浄の方は、側地も綺麗になりピリングもなくカサが増しました。